あゆみ製薬はきょう12月15日から、「タクロリムス錠「あゆみ」」の全規格について出荷調整を開始した。安定供給体制が整うまでの間、既存の顧客を優先し、新規注文や新規処方を辞退するとしている。また、在庫の偏在を防止するために、特約店に対して出荷数割当運用を実施するとしている。

出荷調整の理由について同社は、「他社同一成分の出荷調整の影響を受け、本製品の需要が増加しており、このままでは安定供給に支障をきたすことが判明した」としている。そのうえで、「安定供給体制の確保と市場の安定化に向けて今後ともあらゆる努力を尽くす」としている。出荷調整する規格は、0.5㎎、1㎎、1.5㎎、2㎎、3㎎、5㎎。