顧客が使いたいと思う場面を描こう!
公開日時 2021/12/01 00:00
合同会社Kiku塾代表菊岡正芳encourageleader@gmail.com前回の連載(第24回)で「数例の処方で止まってしまった_次の対応」を紹介した。リアルワールドの医療現場では、MRが予期しない症例から担当薬剤が使用開始され、医師が期待する効果や安全性が発揮できないことがある。その時には使用症例を聴取し期待外れとなった点を話し合い、効果と安全性が十分発揮できる症例を医師と確認することが大切となる。今回は継続使用したくないと思っている医師に、どのような症例を提案していけば良いのだろうかを考えていく。最初に使った症例を聴きだす2つの重要性「最初の3例の聴き取りを大切にする」は菊岡が営業現場で大切にし、MRに促していた活動。第24回では処方が増え続けるか、追加使用を行わないかの意思決定の...