アフターコロナ フレキシブルな情報提供が重要に
日本ベーリンガーインゲルハイム 医薬事業ユニット統括社長 シャシャンク・デシュパンデ 氏
公開日時 2021/10/01 00:00
医師の多種多様な情報収集の嗜好に対応日本ベーリンガーインゲルハイム(NBI)のシャシャンク・デシュパンデ医薬事業ユニット統括社長は本誌インタビューに応じ、アフターコロナ時代のMR活動のキーワードに「フレキシブル」を挙げた。NBIはコロナ流行前の2017年頃からMRらのデジタル環境を整備。結果的に新型コロナのパンデミックが始まった20年春に、スムーズにデジタルを用いた情報活動に移行できた。FacetoFaceの代替手段となったオンライン面談は、「当社社員にとって新しいものではなかった」といい、実際、主力の新薬群は20年に大幅増収を達成した。「MRによる情報提供というのは、医師の情報収集のスタイルや嗜好、情報の種類に依存するものだ」と語るデシュパンデ統括社長に、アフターコロナの情報活動などを聞い...