身体の隅々に意識を向け自分と向き合う そうした時間もひっくるめて射撃は面白い
株式会社白寿生科学研究所 東京2020パラリンピック 射撃 日本代表(10mエアライフル伏射SH2混合) 水田 光夏 さん
公開日時 2021/08/01 00:00
ピンクを基調にした華やぎのあるネイルやメイクに加え、屈託のない笑顔。水田光夏さんが登場すると、場の雰囲気がぱっと明るくなる。水田さんは、東京2020パラリンピックの射撃の日本代表選手として10mエアライフル伏射SH2(混合)に出場する。難病のシャルコー・マリー・トゥース病を抱えながら、パラ射撃歴2年目に初出場した大会をきっかけに強化指定選手に選出。2019年、20年の全日本選手権を連覇するなど目覚ましい活躍を見せる。パラリンピックに向けパラ射撃の魅力や競技にかける思いをうかがった。(利根川恵子)〔プロフィール〕1997年、東京都生まれ。中学2年生で進行性の難病のシャルコー・マリー・トゥース病を発症。19歳からパラ射撃(エアライフル)を始め、翌2017年に初出場の全日本選手権で2位に入賞。19...