ブリストル・マイヤーズ スクイブは4月20日、運用中の医療従事者用LINE公式アカウントで提供する情報に、新たに血液がん、循環器、リウマチの3領域を加えたと発表した。アカウントは、同社のデジタル化推進の一環として、2020年８月に開設したもので、これまでは固形がんに関する情報を配信していた。3領域が加わったことで、同社が扱う全領域についての情報提供が可能になった。

アカウントは、多忙な医師が勤務の合間に情報収集することに着目し、いつでも簡単に知りたい情報を見つけることができるようにと開発された。製品の有効性や安全性、適正使用情報やよく寄せられる質問について情報提供しているほか、ウェブサイトで提供していたセミナーや学会の情報、動画ライブラリなどにもアクセスできる。また、同社の担当MRとのアポイントメントや薬剤に関する問い合わせなども、アカウント上でできるよう新たな機能も追加した。

同社は、「今後もデジタルツールの開発と医療従事者への情報提供チャネルの多様化を進め、製品適正使用のさらなる推進を目指す」とコメントしている。