武田薬品 完全子会社・日本製薬と事業統合を見据えた協議開始
公開日時 2021/04/19 04:50
武田薬品は4月16日、同社グループで血漿分画製剤事業を展開する日本製薬と、事業統合を見据えた協議を開始すると発表した。日本製薬は4月1日付で武田薬品の完全子会社となり、同日付で武田薬品JPBUレアヘマトロジーフランチャイズヘッドの谷垣任優氏が代表取締役社長に就いた。
武田薬品は主要な5つのビジネスエリアのひとつに血漿分画製剤を位置付けている。日本製薬は、タケダグループで国内の血漿分画製剤事業を担っている。
武田薬品は、「当社サプライチェーンと日本製薬の有する血漿分画製剤の研究開発、製造、販売に関する専門性を融合し、一体となって革新的な医薬品を患者に届けるための最適な体制構築を目指す」としている。事業統合の手法を含む統合の詳細は決定次第、公表する予定。