シミックHD 社内に「ヘルスケアプロフェッショナル認定制度」創設 新規ビジネス創出できる人財育成へ
公開日時 2021/03/08 04:50
シミックホールディングスは3月4日、国内グループ会社の従業員を対象に「ヘルスケアプロフェッショナル認定制度」を開始したと発表した。認定制度は、研修やワークショップ等でヘルスケアに関する知識を習得した社員を認定するというもの。ヘルスケア領域で活躍する、ヘルスケアパートナー、ヘルスケアアドバイザー、ヘルスケアプロデューサーを養成する。
同社グループは、“画期的なソリューションを通してヘルスケアに新たな価値を創造し、必要とされる医療やケアシステムを1日でも早く届ける”をミッションに掲げている。今回の認定制度は、こうした理念を遂行するためのもので、予防・未病を含むヘルスケア領域で求められる新たな役割に挑戦し、柔軟に対応できる人財を育成する。
認定制度の取得プログラムは、基礎研修(20時間40単位)と専門研修で構成される。基礎研修は、知識・技術・マナーや倫理などをオンライン研修やワークショップ参加によって受講できる。基礎研修の修了後に行う専門研修では、①ヘルスケアパートナー(認定後の主な役割:地域向け予防セミナーの窓口対応、医師事務など)、②ヘルスケアアドバイザー(同:介護施設・自治体・企業での講演やセミナーの開催、企業内ヘルスケア相談窓口など)、③ヘルスケアプロデューサー(同:他企業ヘルスケア商品・サービスの拡充支援、自治体のニーズをとらえたソリューションの提示など)-を選定し、専門研修を受講する。複数選択も可能だ。こうした研修を通じ、課題解決や新規ビジネスの創出などに活かしたい考えだ。