シミックHDと甲府市が連携協定 健康寿命延伸目指す「コンソーシアム」 異業種8社・団体が参加
公開日時 2018/10/25 03:52
シミックホールディングス(HD)は10月24日、地域のヘルスケアの課題解決を目的とした連携協定を山梨県甲府市と締結したと発表した。異業種からなる「甲府IKIGAIコンソーシアム」を設置し、参加する各社の技術やアイデアを活かし、共同研究・開発などを通じて健康寿命の延伸に資する新たなサービスやソリューションの創出を目指す。
山梨県は「健康寿命日本一」(厚労省調査)であり、甲府市は基本構想を策定して市民の健康増進に取り組む自治体。疾病治療だけでなく、その後のケアや健康寿命の延伸に向けた取り組みが必要になっているとしてシミックHDは、中村CEOの出身地で、健康増進に高い関心を持つ同市と連携、異業種の参加により、健康課題の解決のためのプラットフォームの構築、実証の場と位置付けることができると判断した。
コンソーシアムには、▽コニカミノルタ▽パナソニック スマートファクトリーソリューションズ、▽JSR(化学企業)▽McCANN Health▽メディカル・データ・ビジョン▽山梨中央銀行▽ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ▽首都圏甲府会(甲府市の出身者等の交流組織)――8社・団体が参加(10月19日現在)している。今後増える見込みで、医療機関、研究機関の参加も期待する。
異なる業種や業態からなるメンバーにより、異分野の人的交流・技術交流を図れ、技術シーズやアイデアを掛け合わせることで革新的なソリューションの創出を目指す。また、自治体や地域住民の協力を得て甲府市を実証の場として位置づける。それにより、企業や人材を甲府市外からも集結させて、甲府市の産業発展に寄与することも期待する。
現時点では、活動方針は決まっていないが、甲府市の保険者データなどのビッグデータから新たな課題の抽出、参加企業同士の共同研究・開発といったプロジェクトに発展させ、具体的な製品、サービス、ソリューションの創出につなげることなどが考えられる。コンソーシアムのプロジェクトのマネジメントは、シミックHDが担う。
シミックHDは「(コンソーシアムには)行政だけでなく、民間企業や研究機関、医療機関、そして甲府市民にも参加いただき、産官学民連携組織として新たな価値創出に向けて連携・協働していく」としている。