デジタル時代のコミュニケーションを考える
公開日時 2021/03/01 00:00
編集長沼田佳之ミクス編集部が行ったMR意識調査2021年版を公表した。たった1年前は当たり前だったMR活動が大きく変化し、デジタルやリモートを活用したMR活動への転換が迫られていることを感じた。FacetoFaceに慣れたMRの活動も、この新型コロナウイルスを契機に変化する必要がある。これはMRに限らず、医師や薬剤師など医療従事者も同じではないか。この間、学会もリモートに切り替わり、医療者同士のコミュニケーションも変わった。オンライン診療やオンライン服薬指導の波が押し寄せる中で、医療の世界も患者を中心としたプラットフォーム化の流れがやってくる。製薬企業の情報提供活動もこの流れにうまく乗れるかが重要となる。一昔前の医学系の学会総会や年次大会の場面を思い起こして欲しい。東京や大阪などの大都市圏で...