社会事象を“自分事化”して行動しないと生き残れない時代に
公開日時 2024/03/01 00:00
編集長沼田佳之MR意識調査2024年版を通じ、MR活動が一つの段階を超えたと感じた。担当する医療機関や医師に対し、何をすべきかを考える要素が明らかに拡大している。コロナ禍を経て医師との面談機会が減り、病院の訪問規制が継続する中で、MR自身が担当施設の状況や課題を、リアルに見聞きして感じる機会の損失に危機感を感じる。“リアル感”の欠如はMR活動にとって致命的だ。だからこそ様々な情報やデータを使って“自分事化”し、攻略プランを練り、挑戦する時代が目前に迫っている。MR自身の“目利き力”をいかに向上するかが求められている。MR活動を最適化する上で、いくつかの課題が明らかになってきた。一つは、MR自身が感じる医療現場のリアル感の...