コロナ禍では「人柄」より「情報の有用性」重要?
印象に残った行動
公開日時 2021/02/01 00:00
COVID-19の流行下で、印象に残ったMRがいた製薬企業は、1位が第一三共、2位が大塚製薬、3位が武田薬品となった。しかし、前回1位の大塚製薬が26票、2位の第一三共が25票などと比べると得票数は落ち込んでおり、特に上位陣ではその傾向が顕著だ。その分、印象に残ったMRの所属企業について「特になし」と回答した医師は、半数以上の364人となった。訪問自粛によりどの製薬企業においても、リアルで医師と面談できる機会が減っているだけに、インパクトを残しづらい環境だったことは確かであろう。それを裏づけていると言えるのかもしれないが、前回、前々回から、MRの印象に残った行動で抜きんでて評価されてきた「活動姿勢やMRの態度」が大幅に減少した。代わって「情報の有用性、わかりやすさ」、「迅速対応・こまめな情報...