医師の3割 オンライン診療の普及期待
学会参加や医師同士の会合にWeb会議システムを利用
公開日時 2021/02/01 00:00
医師調査診療現場のデジタル化への期待本誌が医師616人を対象にしたアンケート調査を行った結果、約3割の医師が「オンライン診療を活用した地域・遠隔医療の実現」に期待すると回答したことがわかった。年があけた1月8日から再び緊急事態宣言が発令されるなかで、通常医療を継続する観点から、むしろオンライン診療の重要性は増している。調査結果からは、これまで抵抗が強いとされてきたデジタル化について医療従事者側の意識の変革も見て取れた。デジタル化がもたらす、ヒトとヒトをつなぐ力は、医療における課題を解決し、患者の満足度を生む。医療現場発のデジタルマインドの醸成は、ポストコロナ禍で破壊的イノベーションとなり得るか。調査結果から考えたい。(望月英梨)20〇×年。離れて暮らす母の体調が悪いと聞き、医師の...