至難の連続を乗り越え医薬品等の安定供給を死守
リモート駆使してMRや地域との情報共有に努める
公開日時 2020/09/30 00:00
Report済生会横浜市東部病院横浜市鶴見区の済生会横浜市東部病院は、新型コロナ対策医療体制「神奈川モデル」の高度医療機関として、疑似症を含めこれまで200名近いCOVID-19関連患者を受け入れている。薬剤部ではBCP(事業継続計画)を策定し、「医薬品の安定供給」を行動指針に設定。しかし取材直前の8月下旬、“盲点”を突かれたかたちで、ある医薬品が不足しかけてその対応に追われた。一方で院内感染対策の一環としてリモート化を積極的に推進し、MRとの面談はもとより、地域薬剤師会の会合から薬局薬剤師との研修会まで、その活用範囲を広げてきた。COVID-19対応で薬剤部ではどのような取り組みを行ってきたのか、また今後の薬剤師業務の変化について薬剤部長の菅野浩氏に聞いた。(富井和...