インタラクティブソリューションズ 「Interactive-Pro」にWeb面談機能 Teams、Zoomとの親和性強化
公開日時 2020/08/17 04:51
インタラクティブソリューションズは8月13日、営業活動支援ツール「Interactive-Pro」について、汎用ウェブ会議システムを使ったMRのWeb面談機能を追加したと発表した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、医師など医療者とのWeb面談の機会が増えていることに対応する。リモート面談に際し、スライドの解説を確認しながら説明できるほか、質問に対する回答スライドを、全文検索機能等を用いて即座に表示できる。同社は、「ITが不得手なMRでも通常の対面営業に匹敵するレベルで(リモート面談の)実施を可能とした」としている。
「Interactive-Pro」は営業活動支援ツールとして製薬・金融業界を中心に 40 社以上が採用している。MR活動の関係では、厚労省の「販売情報提供活動ガイドライン」への対応など機能面での改良が加えられてきた。今回は、新型コロナの感染拡大で、医療機関側がMR活動の活動自粛を求め、これまでのFace to Faceの活動からWeb面談のニーズが高まっていることを踏まえ、汎用ウェブ会議システムのMicrosoft Teams、Zoomなどとの親和性を大幅に強化した。
◎医師・医療者へのリモート説明に新機能 面談中の質問対応も
医師など医療者にリモートで説明する際の新機能として、①スライドの解説を確認しながら説明が可能(解説文書は顧客側に見えない)、②別のコンテンツに遷移する際、顧客に手元操作を見られる事なくスムーズに移動可能、③ウェブ面談・ウェブ説明会中に聞き取り(アンケート)調査を実施可能-など。医師など、医療者から質問を受けた場合の新機能では、ウェブ面談・ウェブ説明会中の質問に対する回答スライドを、全文検索機能等を用いてページめくりをせずに表示することも可能とした。
同社は、「Web面談は対面以上に顧客との有益な対話内容が求められる」と指摘しており、音声認識・AI・モニタリング機能を活用した「教育Edition」(同社提供:Interactive-Pro教育Edition)に掲載したコンテンツを正しく話せるアウトプット練習の強化が極めて重要となると強調している。