申請品目数は77 約半数ががん領域
公開日時 2020/07/31 00:00
申請数トップは小野薬品ミクス編集部が製薬企業69社の国内フェーズ2以降の開発品を集計したところ、20年6月末時点でプロジェクト数(以下、品目数)は約720品目あり、うち申請中は77品目となった。申請品目をみると、心不全や胃がんの新たな治療選択肢が今年度中に承認されることが期待され、2番手のCAR-T細胞療法の申請も確認された。疾患ステージだけでなく、ライフステージも想定した新薬が相次ぎ登場する。(神尾裕)ミクスでは製薬各社の公表資料やアンケート調査などにより、P2以降の国内開発品をまとめている。6月末時点で申請中だった77品目を疾患領域別にみると、今回もがん領域が36品目と最も多かった(申請品目一覧はこちら)。がん領域で注目は、胃がんの治療薬だろう。抗HER2抗体薬物複合体エンハーツや、免疫...