オンライン診療経験医師の4割超 MRとのリモート面談に抵抗なく
ネットやメールでの情報取得時間 「今後増える」
公開日時 2020/07/31 00:00
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、医療機関訪問を前提としていたMRの活動のあり方を変えた。医師を“アポなし訪問”して面会することは感染拡大防止の観点からNGとなり、MR活動はいま、アポイント面談や、リモート面談を含むデジタル活用が主軸になりつつある。一方で、医師側は、院内感染対策や働き方改革の流れの中で、より安全に、より効率的に医薬情報を収集したいとの意識がいっそう高まっており、リモート面談が急速に利用されると見る向きも多い。そこで医薬品マーケティング支援会社エム・シー・アイ(以下、MCI)の医師調査レポートから、ポストコロナ時代の医師の情報ニーズやリモート面談の利用拡大の可能性を探った。(神尾裕)多くの製薬企業で、ポストコロナ時代の情報提供手段として、...