一部のデジタルコンテンツは現場に定着コロナ禍の情報提供活動においてデジタルの活用は必須となっている。医師が有用と考える医薬品の情報源では「ＭＲ」が再びトップに立ったものの、デジタルコンテンツは多様化し、一部のツールは定着しており、コロナ前に時計の針を戻せないのは誰の目にも明らかである。一方でさまざまなチャネルによる情報がばらばらに提供され、シナジーを生み出せていないケースも散見される。ＭＲに期待されるのは、漫然と面談を繰り返すのではなく、リアルとデジタルの融合を牽引し、個々の医師に対する情報提供の最適化を模索していくことにほかならない。（富井和司）ＭＲは多チャネルの調整役に医師850人の「有用と考える医薬品の情報源」や「診療に役立つデジタルコンテンツ」に関する調査結果を通して、コロナ禍が続く...