株式会社エクスメディオ代表取締役・精神科医物部真一郎連載第１回では、13名の医師のモバイルに入っている医療者向けアプリをまとめた。今回は、その中のいくつかのアプリにディープダイブし、どのようなアプリが、どのようなタイミングで、どのような目的に使われているのかを分析してみようと思う。ファーマにとっては、医師がどのようなタイミングでどのようなアプリを使っているのかを知ることは、医師の情報取得のジャーニーを知るきっかけになると思われる。標本数が13人のため一般化は難しいが、出現頻度については目安を記載した。先月のおさらい。医師は何らかの医療者向けアプリを使っている先月では、以下のことを考察した。◦大半の医師は、なんらかの医療者向けアプリを使っている可能性が高い◦医療者向けアプリの中でも、医療系メデ...