LINEヘルスケア オンライン健康相談サービス開始 医師と直接やり取り、1000円から
公開日時 2019/12/20 04:50
LINE社とエムスリーとの合弁会社・LINEヘルスケアは12月19日、全国の医師にいつでもLINEで相談できるオンライン健康相談サービス「LINEヘルスケア(β版)」の提供を始めたと発表した。体調不良時などにチャット形式で医師に相談できる「いますぐ相談する(相談を予約する)」と、人に言いにくい症状があるなどの悩みをテキストメッセージ形式で詳しく医師に相談できる「あとから回答をもらう」の2種類のサービスを用意した。いずれも有料サービス。24時間365日対応する。現在はAndroidで利用でき、iOSは2020年春頃から対応する予定。
内科、小児科、産婦人科、整形外科、皮膚科の5診療科で開始し、対応診療科は随時拡大する。相談にのってくれる医師数は現在100人強いる。
アプリの「LINE」で、「LINEヘルスケア」を「友だち追加」して利用する。医師の名前や得意分野、臨床経験などのプロフィールを確認し、相談したい医師を選ぶ。すぐ相談したい医師が相談対応中の場合は、「相談を予約する」機能もある。
「いますぐ相談する」または「相談を予約する」の利用料金は30分、2000円(税込)となる。「この症状、病気かな?」「病院に行くレベルの症状なのかな?」との不安に答えることを想定しているという。
「あとから回答をもらう」の利用料金は1000円(税込)で、質問者は48時間以内に最大1000文字まで何回でもやり取りできる。「日常生活で健康上の悩みがある」「調べた知識に疑問を持っている」といった人からの利用を想定している。
厚労省が運用している無料子ども医療電話相談(♯8000)や総務省消防庁の無料電話相談(♯7119)などがあるなか、LINEヘルスケアは有料サービスとなる。この点について、▽医師とやり取りできる▽LINEというアクセスのしやすさがある▽電話だとメモを取る必要があるが、LINEは記録に残り、いつでも確認できる――などのメリットがあるとしている。
先行体験キャンペーンを実施する。20年1月19日までのキャンペーン期間中に、「いますぐ相談する」「相談を予約する」「あとから回答をもらう」で相談を開始した先着1000人(相談終了後にアンケートへの回答必須)に、999円相当のLINE Pay残高をプレゼントする。「『あとから回答をもらう』なら、実質1円で医師に相談できる」としている。
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