JACDS・中澤専務 非薬剤師の可能業務明確化した厚労省通知は「画期的」
公開日時 2019/04/08 03:50
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の中澤一隆専務理事は4月5日の記者会見で、2日付の厚労省医薬・生活衛生局総務課長通知「調剤業務のあり方について」を「画期的だ」と評価した。通知では、薬剤師以外が行うピッキングや一包化が、薬剤師の指示の下での実施など一定の要件を満たせば可能であることを明確化した。調剤機器の技術革新を見据え「どこまで薬剤師が行い、薬剤師以外の者が行えるのかを整理した通知は初めてではないか。薬剤師の対人業務を充実させる厚労省の本気度が分かる内容だ」と述べた。
さらに、「調剤機器のボタンを押すのも薬剤師でなければならないというところもあった。これまでのグレーゾーンを解消して非常に意義がある」と指摘した。JACDSの要望も「相当程度実現した」とした。