マルホは３月４日、ニキビ患者向けスマーフォンアプリの提供を開始した。患者自身が日々の行動や体調などの行動記録と症状の写真記録を通じて、経時的に症状などの変化を確認できる。ニキビの仕組み、メイクアップやスキンケアについての情報も提供し、治療の継続を支援する。

アプリは、マルホとWelbyが共同で開発した。Welbyが運営し、マルホが提供する。患者は、重症度にかかわらず、感情面のQOLが低下し、日常生活に影響を及ぼしているとの調査結果もあるといい、早期の治療と適切な維持療法が必要とされる。治療の継続が重要になることから、受診日以外の日常生活でのケアをアプリで支援することにした。

アプリでは、薬剤を使用の有無、生理や通院、ニキビの気になり度、ニキビがある部位の写真を記録する。それら記録を経時的に可視化して振り返ることで、患者の自己管理、治療継続を促す。アプリは、App Store、Google Playからダウンロードする（無料）。