成長停滞時代! メディパルHD 9月価格交渉評価も、活路は新規事業
公開日時 2019/02/28 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児販管費「額」低減が肝要、ALC効率化に顧客ニーズ把握・改善提案制もメディパルホールディングス(HD)は連結で増収・増益と、アルフレッサHDを凌ぐ勢いだ。ただし05年に統合しOTC事業を譲渡した日用品卸、PALTACの好調にあずかる部分が大きい。医療用医薬品卸事業では売上・伸び率・営業利益率ともアルフレッサHDの後塵を拝するが、同事業の成長は期待薄とし、MSのAR化や、メーカー向け支援事業、ベンチャーへの開発投資など川上に向けての新規事業展開を活発化させる。既存事業は販管費の「額」のスリム化が肝要と、ALCの生産性向上を期する。メディパルHD専務で、メディセオ社長の長福恭弘氏に話を伺った。乖離率1.9ポイント圧縮も大半はメーカーへ長福社長「下期再交渉...