東邦HD 後発薬事業・スズケン協業で厳冬期に立ち向かう
公開日時 2018/09/30 00:00
東邦薬品・枝廣社長顧客支援システム普及で業界効率化サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児実質的な毎年薬価改定が始まることで、薬業界は厳冬期を迎える。国は今回の薬価低減分で還元される財源の使途について議論を始めるが、薬業界が主張する品目限定があるのか、4月実施か、10月実施か、4月実施の場合の低減幅は半分になるのか等々の改定内容に業界関係者の関心が集まる。どう決着するのかはさておき、卸各社は、厳冬期に向けた体制作りを進めねばならない。今回は、東邦ホールディングス(HD)の厳冬期に向けた経営戦略を取り上げる。大手卸の中で4番手の同社は共創未来ファーマの創設、スズケンとの協業など、新たな戦略を打ち出した。東邦薬品の枝廣弘巳社長(東邦HD副社長)に話を伺った。東邦HDの医卸事業、営業利益好調ア...