ロシュD EGFR変異検出キット、タグリッソの非小細胞肺がん1次治療の適用判定可能に
公開日時 2018/08/20 03:50
ロシュ・ダイアグノスティックス(ロシュD)は8月17日、EGFR遺伝子変異を検出する体外診断用医薬品「コバスEGFR変異検出キットv2.0」が、抗がん剤タグリッソ(アストラゼネカ)によるEGFR変異陽性非小細胞肺がん1次治療対象患者の判別に用いることを可能にする追加承認を取得したと発表した。
タグリッソのEGFR変異陽性非小細胞肺がん1次治療の適応追加は、8月3日の薬食審医薬品第二部会で承認すると報告されており、近く正式承認が見込まれる。これまでは、タグリッソに対しては2次治療におけるT790M変異陽性患者を判別するためのコンパニオン診断薬として承認されていた。