日医工 エンブレルのバイオ後続品を導入契約 共和薬品から販売権など
公開日時 2018/06/20 03:50
日医工は6月18日、共和薬品が承認申請中の関節リウマチなどに用いるエンブレルのバイオ後続品を導入する契約を締結したと発表した。承認後は、日医工が自社の屋号を付して日本で独占的に販売する。販売から1年後には製造販売承認を承継する。中期経営計画では、バイオ後続品の投入による成長を戦略に位置付けている。
導入するのはエタネルセプトBSで、共和薬品の親会社であるインドのルピン社が開発し、共和薬品が3月30日に日本で承認申請した。発売時期は未定だが、日医工は、インフリキシマブBSを扱っていることから、今回の製品を導入することで特に関節リウマチ患者への治療選択肢を提供できるようになるとしている。契約は、日医工、ルピン、共和薬品の3社で11日に締結したという。契約一時金など経済的条件は開示していない。