同じ内容の講演があった場合、他の先生におすすめしたいですか――。製薬企業主催の講演会の受講者に質問し、その回答から算出した「おすすめ度」（別記）で若手講師をランキングする本シリーズ。第17回は、2017年１月～17年12月に国内で開催された講演会でおすすめ度トップ３となった、糖尿病・代謝内科（糖尿病科、内分泌内科など含む）の若手講師（表）を紹介する。第１位は佐賀大学医学部肝臓・糖尿病・内分泌内科の所属で同附属病院肝疾患センター長・特任教授の江口有一郞氏。回答した受講者30人中17人が「おすすめしたい」とし、おすすめ度は56.7％。糖尿病をはじめとする生活習慣病の診療で非アルコール性脂肪肝炎（NASH）をいかに拾い上げるかなど、独自の視点を持った講演が高く評価された。おすすめ理由として「NAS...