機能強化型在宅療養支援診療所の把握を
公開日時 2017/11/30 00:00
中小企業診断士平田雄一郎高まる在宅医療のニーズ超高齢社会の到来が迫る中で、高齢者の在宅医療ニーズは今後、ますます高まるだろう。そしてそれを支える医療機関の広がりは必須だ。地域によって人口構成や高齢化率が異なる中で、地域の実状に応じた体制構築が必要だ。特に、地域の一次医療の担いである、かかりつけ医の役割が重要だ。かかりつけ医が在宅医療に取り組み、急変時などの対応を中小病院が担うなど、エリアで連携体制を構築する姿の実現が求められている。今回は、在宅を担う診療所の実状をデータから見る。在宅療養支援診療所は総診療所の約15%診療報酬上で在宅医療に取り組む診療所を評価する点数が、在宅支援診療所だ。機能により、単独型機能強化型在宅療養支援診療所、連携型機能強化型在宅療養支援診療所、従来型在宅療養支援診療...