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PMDA 類似一般名の薬剤取り違え、一般名処方で多発 注意呼びかけ 

公開日時 2017/09/21 03:51
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は9月20日、一般名処方せんを応需した保険薬局において、一般名が類似している薬剤の取り違えが多発しているとして、「PMDA医療安全情報」で医療従事者に向けて注意喚起した。
 
同情報では、保険薬局が、一般名「一硝酸イソソルビド錠」の処方せんを受付けた際、アイトロール錠(効能・効果:狭心症)を調剤すべきところ、「硝酸イソソルビド錠」のフランドル錠(効能・効果:狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患)と取り違えて調剤・交付したケースなど、一般名処方において取り違えた14事例の一覧を掲載し、この他にもあるとした。
 
PMDAは、取り違えられる一般名を医療従事者間で把握・共有し、ミスを防ぐことを呼びかけている。また、処方せんの備考欄などにブランド名等を参考的に付記することを提案。この場合でも、一般名処方加算の算定はできるという。
 
なお。後発医薬品の使用促進の一環で一般名処方は増加傾向にある。中医協に提出された16年度の調査結果によると、保険薬局で応需した処方せんに記載された医薬品のうち、一般名の品目の割合は31.1%。
※安全性情報はこちら(PMDAのページ)
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