サンド サンドスタチンのAGを発売
公開日時 2016/12/13 03:50
サンドは12月9日、消化管ホルモン産生腫瘍などに用いるサンドスタチン(ノバルティスファーマ)のオーソライズドジェネリック(AG)を発売した。製品名はオクトレオチド酢酸塩皮下注50μg、同100μg「サンド」。先発品と有効成分、添加剤、製造方法、製造場所が同一。
効能・効果も先発品と同じで、▽消化管ホルモン産生腫瘍(VIP産生腫瘍、カルチノイド症候群の特徴を示すカルチノイド腫瘍、ガストリン産生腫瘍)に伴う諸症状の改善▽先端巨大症・下垂体性巨人症(外科的処置、他剤による治療で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合)における成長ホルモン、ソマトメジン-C分泌過剰状態及び諸症状の改善▽進行・再発がん患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状の改善。
薬価(1アンプル)は、50μg773円、100μg1400円。
サンドのAGは5製品目。これまで、降圧薬のバルサルタン錠「サンド」(先発品名:ディオバン錠)、バルヒディオ配合錠「サンド」(同:コディオ配合錠)、アムバロ配合錠「サンド」(同:コディオ配合錠)と、骨転移による骨病変などに用いるゾレドロン酸点滴静注「サンド」(同ゾメタ点滴静注)を販売している。先発品は全てノバルティス。