アッヴィのルボックス、Meiji Seikaのデプロメール 小児強迫性障害の適応追加申請
公開日時 2016/07/26 03:52
うつ病などに用いるSSRIで、アッヴィのルボックス錠(一般名:フルボキサミンマレイン酸塩)とMeiji Seika ファルマのデプロメール錠(同)の効能・効果に、小児の強迫性障害を追加する承認申請を、両社は行った。Meijiが7月25日に発表した。
発表によると、フルボキサミンの小児の強迫性障害適応はは欧米など約90カ国で承認されている。厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」が開発が必要と判断し、同省からの開発要請を受けて両社が国内治験を経て、申請したもの。
フルボキサミンは、1999年に日本では最初のSSRIとして発売され、「うつ病およびうつ状態」「強迫性障害」「社会不安障害」の適応を持っている。