杏林と科研 承認申請中の抗アレルギー薬デスロラタジンでコ・プロ契約
公開日時 2016/07/12 03:51
杏林製薬と科研製薬は7月11日、承認申請中のアレルギー性疾患治療薬デスロラタジン」のコ・プロモーションに関する基本覚書を締結したと発表した。同剤はMSDが2105年10月に国内申請し、承認取得後は杏林が単独発売することになっている。今回の覚書締結によりプロモーションについて、杏林は呼吸器科、耳鼻科の医師・医療機関を中心に展開し、科研が皮膚科を対象に行う。両社それぞれが強い領域を担当することで、「製品普及の最大化」を目指す。
同剤は、国内では新規有効成分の第二世代ヒスタミンH1受容体拮抗薬として「アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒」の適応症で2015年10月に製造販売承認申請されている。