価格妥結率15年12月取引分は76.9% 未妥結減算影響で9月取引分は97.1%に
公開日時 2016/04/15 03:52
医療用医薬品の2015年12月取引分の価格妥結率は、76.9%であることが明らかになった。15年9月取引分と比較して20.2ポイント(97.1%)、14年12月取引分と比較して0.7ポイント(76.2%)後退した。ただし、2015年9月取引分の妥結率は2年目を迎えた未妥結減算制度の影響を受け、14年同時期の92.6%から97.1%まで上昇している。4月15日に開かれる厚生労働省の医療用医薬品の流通改善に関する懇談会(流改懇)で報告される。
2015年12月取引分の価格妥結率は、病院総計で61.4%。このうち、200床以上で56.5%、病院その他が83.4%、診療所が95.6%。20店舗以上のチェーン薬局では64.5%、その他の薬局では89.1%だった。