ロシュD EGFR T790M変異陽性検出キット保険適用 抗がん剤タグリッソのコンパニオン診断薬
公開日時 2016/04/11 03:52
ロシュ・ダイアグノスティックス(ロシュD)は4月8日、非小細胞肺がん治療薬タグリッソ錠(製品名:オシメルチニブ、製造販売:アストラゼネカ)のコンパニオン診断薬として「コバス EGFR変異検出キットv2.0」の承認を3月30日に取得し、4月7日保険適用になったと発表した。タグリッソ錠は、「EGFRチロシンキナーゼ阻害薬に抵抗性のEGFR T790M変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺がん」を効能・効果としており、この診断薬でT790M変異の有無を検出することで、タグリッソ錠の適応判定の補助に用いる。
測定方法はリアルタイムPCR法で、患者組織から抽出したDNAを増幅し、EGFR遺伝子の変異を検出する。保険点数は2500点。希望販売価格は 24テストで49万2000円。タグリッソ錠は3月28日に承認(関連記事は
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