日薬連・野木森会長 基礎的医薬品の評価新設「大きな成果」
公開日時 2016/03/18 03:50
日本製薬団体連合会(日薬連)の野木森雅郁会長(アステラス製薬会長)は3月17日、都内で開いた評議員会であいさつし、2016年度薬価制度改革で「基礎的医薬品」の評価が新設されたことについて、「日薬連としては、既存の製品を安定的に供給していくという使命から、非常に大きな成果だった」と評価した。
また、16年度の政府の「骨太の方針」に触れ、「5月のサミット、7月の参院選、こういうものを見ると、骨太の方針(の策定)は例年6月だが、1カ月以上繰り上がってくるだろう」との見方を示した。研究開発税制の拡充への取り組みも含め「早いところで情報を察知し、機敏な対応に努める」と述べた。