「世界血栓症デー」でバイエル薬品 ラッキィ池田氏が1日所長「血栓症予防ラボ」開催
公開日時 2015/10/14 03:50
バイエル薬品は10月13日の「世界血栓症デー」に合わせた疾患啓発イベントを東京駅八重洲中央コンコースで開催した。世界血栓症デーは国際血栓止血学会(ISTH)が2014年に制定したもので、今年で2回目。設立グローバルパートナーである同社は、この日に合わせ、静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)の理解・認知を図るイベントを前年の羽田空港に続き、今年は新幹線の発着ターミナルである東京駅で開催した。
今年の疾患啓発イベント「血栓症予防ラボ」では、振付師のラッキィ池田氏を1日所長として迎え、静脈血栓塞栓症予防につながるオリジナルのエクササイズを披露した。またイベントキャラクターとして自立型ヒューマノイド(人型)ロボットの「NAO(ナオ)」が登場し、エクササイズを一緒に踊ったり、静脈血栓塞栓症を解説したりした。
静脈血栓塞栓症はエコノミークラス症候群として知られ、長時間にわたり座ったままの姿勢を続けることで発症することから、飛行機や新幹線での移動において発症リスクや予防の啓発が求められている。また最近では、地震や大雨など環境災害で避難所生活を余儀なくされている方からの発症も報告されていた。同社としては、こうしたイベントを通じ、疾患への理解と適切な対策を今後とも呼び掛けていく考えだ。