日本リリー 抗精神病薬・双極性障害治療薬ジプレキサザイディス錠2.5mgの製造販売承認取得
公開日時 2015/10/06 03:50
日本イーライリリーは9月18日、抗精神病薬・双極性障害治療薬・ジプレキサザイディス錠2.5mg(一般名:オランザピン)の製造販売承認を取得した。同剤は、ジプレキサの口腔内崩壊錠で、5mg、10mgがすでに上市されており、新規格となる。11月に予定される薬価収載を受け、販売を開始する見通し。効能・効果は、統合失調症、双極性障害における躁症状及びうつ症状の改善。同社が24日、発表した。
統合失調症では1日1回5~10mg、双極性障害における躁症状の改善では1日1回10mgから投与を開始、双極性障害におけるうつ症状の改善では1日1回5mgから投与を開始し、その後1日1回10mgに増量する。いずれも、年齢や症状で適宜増減することが必要になる。同剤を投与するケースでは、「これまでは細かい調整では、細粒などほかの剤型で対応していた」(同社広報部)ことから、新規格の上市で口腔内崩壊錠だけで用量調整が可能になったとしている。
【訂正】
下線部の用法用量に誤りがありました。訂正いたします。(10月6日13時29分)