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65歳以上高齢者 4人に1人は5種類以上を服薬 「残薬あり」は半数近くに

公開日時 2015/09/16 03:50

日本調剤は9月15日、65歳以上高齢者の4人に1人は「5種類以上」の薬を処方されているとの調査結果を発表した。「5種類以上」の人は24.8%と最も多く、次いで「1種類」と「2種類」の各23.1%だった。一方で、「薬はできるだけ飲みたくない」「医師に飲むよう指示されて仕方なく飲む」と服薬にマイナスイメージを持っている人が過半数を占めた。同社は「マイナスイメージを持っていると『飲み忘れ』につながりやすくなる」として、「疾患や薬による治療の意味合いについて理解することが大切。分からないことや疑問があれば主治医や薬剤師に相談してほしい」としている。

調査対象者は医療機関に定期通院し、慢性病で毎日飲む薬を処方されている65歳以上の男女。有効回答数は1046人で、男女各523人。調査時期は8月28日~31日。方法はインターネット調査。

調査では残薬の状況も聞き、「処方薬の飲み残し・残薬」があるとの回答が46.7%と半数近くだった。残った薬については、「次回処方してもらう時に調整する」が54.4%と最多だったが、次いで「保管しておく」(28.4%)、「処方する(捨てる)」(15.5%)となった。

同社は「症状が同じだからといって、保管しておいた残薬を他の人に服用させないで」と呼びかけるとともに、「継続的に服用している薬で飲み残しがある場合には薬局でその旨を伝えれば主治医に調整を依頼することができる。ぜひ、かかりつけ薬局を決め、どのようなことでも相談することをお勧めする」としている。

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