テバ製薬 免疫抑制剤セルセプトのGE 「ループス腎炎」の適応追加で公知申請
公開日時 2015/09/09 03:50
テバ製薬はこのほど、免疫抑制剤ミコフェノール酸モフェチルカプセル250mg「テバ」の適応に「ループス腎炎」を追加する公知申請を行ったと発表した。
ループス腎炎は、自己免疫疾患である全身性エリテマトーデス(SLE)に合併する難治性の疾患で、国内の患者数は約3万人と推定されている。今回申請した適応症については、厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で、公知申請が妥当と判断され、7月31日の薬食審医薬品第一部会でこの判断が了承された。先発品は中外製薬のセルセプトで、同社は8月24日に同様の公知申請を行っている。