MSD 抗ウイルス薬レベトール ソバルディと併用可能に 追加承認取得で
公開日時 2015/07/30 03:52
MSDは7月29日、C型肝炎に用いる抗ウイルス薬レベトールカプセル200mg(一般名:リバビリン)について、ソホスブビル(製品名:ソバルディ錠 ギリアド・サイエンシズ)と併用できるようにする追加承認を取得したと発表した。追加した効能・効果は「ソホスブビルとの併用によるセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」で、用法・用量も追加した。
レベトールは、2001年12月に発売し、インターフェロン製剤との併用療法、テラプレビルまたはシメプレビルとインターフェロン製剤との3剤併用療法、バニヘップとペグイントロンとの3剤併用療法に用いられてきた。5月に登場したソバルディは、リバビリン製剤と併用することになっており、これまでは中外製薬のコペガスが併用可能だったが、今回の承認でレベトールも併用可能になった。