前立腺がん用薬イクスタンジ 処方医の4人に1人が第一選択に
公開日時 2015/07/31 00:00
投与例多いほど第一選択の意向強く安全性を評価も「倦怠感多い」も少なくなくがん対策情報センターが地域がん登録データから推計した2011年の国内前立腺がん患者は推定約7万8000人で、過去20年で患者数は約10倍に増加しており、今後ライフスタイルの変化などから患者増加に拍車がかかるとみられる。前立腺がんは早期では手術、放射線治療が主体。リスクが高い局所進行がんでは手術あるいは放射線治療に、前立腺がん増殖因子の男性ホルモン・アンドロゲンの生成を抑制するホルモン療法が併用される。しかし、ホルモン療法が無効になった去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)では従来、タキソテールによる化学療法しか選択肢がなかったが、昨年、新規CRPC治療薬として抗アンドロゲン薬のイクスタンジとザイティガ、化学療法用抗がん剤ジェブ...