遺伝子治療に新規参入、膀胱がん適応で
フェリング・ファーマ 代表取締役社長 ジョン・プルバー 氏
公開日時 2024/12/01 00:00
2ケタ成長へ人材採用もスイスの製薬企業フェリング・ファーマシューティカルズは日本の遺伝子治療市場に2026~27年に新規参入する計画だ。パイプラインとして公表している開発品には、膀胱がんに対する遺伝子治療薬「FE999326」(開発コード)があり、国内第3相試験が順調に進んでいる。FE999326は米国で膀胱がんに対して承認された初の遺伝子治療薬であり、日本は米国に次いで2番目に承認・上市される国となる可能性がある。このほど本誌インタビューに応じた日本法人フェリング・ファーマのジョン・プルバー代表取締役社長CEOに、FE999326を国内導入する意義や開発計画のほか、日本での成長戦略を聞いた。(神尾裕)-9月1日付で社長に就任しました。プルバー氏フェリングは、「すべては人から始まる」との理念...