認知症薬 レミニールの存在感高く メマリーとの併用効果に言及も
公開日時 2015/05/31 00:00
高齢社会の進展による患者増が懸念されている認知症。その薬物療法では、14年9月にアリセプトが世界初のレビー小体型認知症の適応を取得するとのトピックがあった。それから半年超の同市場の今を追った。最新の15年4月の認知症薬の全チャネル合計の処方影響力は、レミニールを筆頭にメマリー、アリセプト、イクセロンパッチ、リバスタッチパッチの順。レミニール、メマリーの処方影響力は高い水準を維持し、アリセプトも適応追加を機に昨秋以降、再び処方影響力を増しつつある。MR、インターネット、研究会・講演会の各チャネルで寄せられた医師コメントを見ると、アリセプトではやはりレビー小体型認知症の適応追加に関する情報提供が過半数。他剤では周辺症状(BPSD)、とりわけ易怒性への有効性をキーメッセージにしていることがうかがえ...