喘息薬レルベア 医師の約9割が処方増意向 効果を実感
公開日時 2015/05/31 00:00
1日1回吸入→アドヒアランス向上→安定する患者多い、との声も喘息死は近年、年間2000人前後まで減少している。背景には日本アレルギー学会が93年に公表した初の喘息予防・管理ガイドラインを機に吸入ステロイド薬(ICS)による喘息コントロールが浸透したためといわれる。現在のガイドラインでは重症度の全ステップでICSをベースにし、ステップ2以降ではICS増量と長時間作用性β2刺激薬(LABA)の併用が中核である。こうした中でアドエア、シムビコートといったICS・LABA配合剤が使用されているが、13年12月には新たにレルベアが登場した。今回はこのレルベアの臨床評価を検証する。調査は、医療情報専門サイトを運営するケアネットの医師会員のうち、レルベアの処方経験がある一般内科医、呼吸器内科医を対象に行っ...