情報ビジネスの顧客が抱える共通の問題点
公開日時 2015/04/30 00:00
コンサナリスト川越満“不要論仲間”の薬局薬剤師が窮地に立たされている。今年に入り、くすりの福太郎とイオン子会社のCFSコーポレーションの調剤薬局による大規模な薬歴未記載が立て続けに発覚した。さらに、3月12日に実施された規制改革会議の公開ディスカッション「医薬分業における規制の見直し」では、医薬分業に対する厳しい意見が相次ぎ、「門内薬局」を容認する声が高まった。公開ディスカッションを観ていて驚いたのは、医薬分業のコストに見合った効果に関するエビデンスの提示を求められた厚生労働省が、即答できなかったことである。MR不要論に対する回答も「MRは必要です」を繰り返すばかりで、何のエビデンスも提示しない関係者が多いが、近い将来、公開ディスカッションのような場で取り上げられることを覚悟しておいたほうが...