病院機能に応じて新薬採用絞り込み
公開日時 2014/09/30 00:00
採用率トップはスーグラ抗悪性腫瘍薬は4割新薬市場においてニッチ・スペシャリティ薬の存在感が高まっている。そのような中で、病院の新薬採用状況に変化はあるのか――。編集部は、全国150病院を対象に直近1年間で発売された新薬の採用状況を調査した。その結果、採用トップとなった新薬は、2型糖尿病に用いるSGLT2阻害薬スーグラで、採用率53%だった。乳がん、前立腺がん、大腸がんの抗悪性腫瘍薬も4割の施設で採用されている。注目新薬の採用先を分析していくと、各病院が、機能に応じて新薬の採用を絞り込む傾向が浮き彫りとなった。(沼田佳之、酒田浩、望月英梨、田中かおり)総論新薬採用アンケート調査2014年版集約化時代の採用トレンド病院機能や医療サービスを高める新薬を選択GEの品揃え促進MR活動の基本は新薬の採用...