ヤンセン 3成分配合の抗HIV薬を承認申請 1日1回1錠で患者の服用負担軽く
公開日時 2014/08/22 03:51
ヤンセンファーマは8月21日、3成分を配合した抗HIV薬を日本で承認申請したと発表した。これまで複数の錠剤を服用しなければならなかった患者は、同剤の場合1日1回1錠で服用することができ、服用の負担を軽減することができる。
同剤にはリルピビリン塩酸塩(製品名:エジュラント錠)、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩(ビリアード錠)、エムトリシタビン(エムトリバカプセル)が配合されている。海外承認審査資料に基づいて、HIV-1感染症治療薬の治療経験がない成人HIV-1感染患者、HIV-1感染症治療薬の既治療患者(ウイルス学的抑制が得られており本剤へ切り替える場合)に対する治療薬として申請された。
なお、ビリアードとエムトリバを配合したツルバダ配合錠は05年3月に承認されている。