GSK 長時間作動型抗コリン薬ウメクリジニウム COPDで承認申請
公開日時 2014/05/27 03:51
グラクソ・スミスクライン(GSK)は5月23日、長時間作動型抗コリン薬ウメクリジニウムについて、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の適応で、同日付で承認申請したと発表した。エリプタデバイスを使用する1日1回吸入タイプ。欧米ではこの4月に承認を取得している。
今回申請されたウメクリジニウムと長時間作動型吸入β2刺激薬ビランテロールトリフェニル酢酸塩との配合剤(LABA/LAMA配合剤)が4月30日に薬食審・医薬品部会を通過しており、順調に進めば6月に承認され、7~8月に薬価収載される見込み。
エリプタはふたを開ける1つの動作のみで吸うことが可能な吸入器で、同社が13年12月に発売した吸入ステロイドとβ2刺激薬配合剤のレルベアでも用いられている。