在宅医療 多職種連携が必要に MRのサポートに余地
公開日時 2014/03/25 00:05
診療報酬は、患者の早期退院を促し、住み慣れた地域での医療、在宅医療へ促す方向で点数の配分がされてきており、今回もそれがさらに強化されている。しかし、手厚い医療施設から退院したあと、急変など万一の時は大丈夫だろうかというのが患者の率直な思いだ。そこで入院していた基幹病院と、退院後に診療にあたる地域医療施設、必要に応じて介護との協働をし、十分な医療を提供しようというのが、見直しの大きな流れ。今後、医療は一施設で完結せず、地域全体で行われることになることから、患者も薬も動きが変わってくる。厚労省が描くのは、かかりつけ医と病院の医師ら、ケアマネージャー、訪問看護ステーション、地域の薬局の薬剤師など多職種が連携し、大きなチームで患者を支える仕組み。しかし、どこにどのような施設、医師などの医療者や介護者...