高まる亜急性期専門病院の重要性 MR活動の変化も
公開日時 2014/02/25 05:00
第3回診療報酬を読み解く5つの視点中小企業診断士平田雄一郎2014年度の診療報酬改定の大きな柱のひとつが5つの視点です。①充実が求められる分野を適切に評価していく視点、②患者等から見て分かりやすく納得でき、安心・安全で質の高い医療を実現する視点、③医療従事者の負担を軽減する視点、④効率化余地がある分野を適正化する視点、⑤消費税率8%への引上げに伴う対応―です。これら5つの視点は、今回の改定において、点数が手厚く配分される分野となります(資料1、資料2)。急性期医療以外、例えば、精神疾患医療、リハビリテーション等も、機能分化と連携が重要となり、機能分化や連携に診療報酬の点数が配分される方向にあります。亜急性期医療はより重要性を増すことになり、急性期から亜急性期への経営方針を転換する病院も出てく...