総合メディカル 薬剤師による健康相談や服薬管理を強化する新サービス試行 グループ11薬局で
公開日時 2013/11/01 03:50
全国で「そうごう薬局」などを展開する総合メディカルは10月30日、グループ11薬局で、薬剤師による健康相談や服薬管理を強化する新たなサービスのトライアルを開始すると発表した。、「疾患リスク予測プログラム」を導入した薬剤師による健康相談や生活習慣の提案、また電子お薬手帳「ヘルスケア手帳アプリ」の提供などを希望する患者に行っていく。11月6日から順次始める。
薬剤師による健康相談では独自の「疾患リスク予測プログラム」を活用し、管理栄養士と連携のうえ患者に合わせて、血圧や血糖値などの測定や、運動、食事などの提案を行い、生活習慣病の重症化予防を図る。愛知県のモデル薬局ではカロリーコントロール食の宅配も提案、実施する。
「ヘルスケア手帳アプリ」では処方された薬剤の履歴の管理のほか、服用時間を知らせる機能も備え、薬の飲み忘れを防止する。14年1月以降「処方せんデータのFAX送信機能」や「調剤完了時の呼び出し機能」を追加する予定。
そのほか、ご当地情報や健康関連情報を掲載した新聞や、メールマガジンの配信も計画している。
実施するのはグループの11薬局。
東京都:そうごう薬局「駒沢店」「二子玉川点」「西国分寺店」
神奈川県:そうごう薬局「エニキア横浜店」「子母口店」
愛知県:ハロー薬局「熱田店」「春日井北店」「豊田店」「長久手店」、高見日進堂薬局
福岡県:そうごう薬局「月隈モール店」
総合メディカルは福岡市に本社を置き、保険調剤のほか、医療経営コンサルティングや医療機関への医師の紹介、医療機器などのリースを手掛けている。売上高は866億5800万円(12年度連結決算)。